日経ビジネス 2013.7.8号

だいぶ前に読んだ雑誌ですが、読書メモも残さなかった&常に意識しておかねばならない内容、ということで、取っておいていました。
特集は「人材逃避(フライト) アベノミクスの陰で進む危機」というものです。
若者、子育て世代の間で、祖国を捨て、海外に新天地を求める動きが出ている。
有能な外国人は世界の国々から熱心に招かれ、魅力なき日本は素通りされている。
主に、そんな内容について書かれています。

最初に、外国人留学生へのインタビューが載せられています。
データによると、人材不足を感じている企業の割合が一番多いのは日本(85%)。
次がブラジル(68%)、インド(61%)と、以降ベスト10には新興国が入ってきます。
日本は新興国を抑えて断トツなんですね。
この、人材とは優秀な人材のことを指します。
留学生のインタビューには、「日本企業は、キャリアを積むのに時間がかかりすぎる」といったものや、「仕事一辺倒でプライベートがない」「女性には働きにくい」という悪評が見受けられました。

キャリアを積むのに時間がかかる、というのは、やはり年功序列のことを言っているのかな、という印象を受けました。
私は前職と現在の派遣先会社の2社のメーカーを経験しましたが、言われているほど年功序列は崩れていない様に感じます。
しかも、中途採用者のほうが生え抜きと比べると、昇進に若干ハンディがあるように感じます。
派遣元会社は、完全に数値化されているので、年功序列は崩れているとは言えないものの、20代の課長もいらっしゃいます。
基本的に降格人事はないですからねぇ。
そして、抜擢人事もほとんどない。

記事内では、大手流通企業に幹部候補生として採用された中国人女性が「幹部候補生として採用されたが、2、3年は現場から動くことはできない。少しでも早く世界で通用するスキルを身につけたい。3年も店舗にいたら市場価値がなくなる」と述べていました。
確かに3年同じ業務をし続けるのであれば、厳しいかもしれませんね・・・。
自分も今と同じ業務を3年を続けるのは、危険と思っています(寧ろあと半年でも厳しい)。
お互いにWin-Winの関係ではないんですよね。
自分の場合は記事に出ている留学生とベースが全然違うので、ベースを上げる努力をしなければなりませんが・・・。

「仕事一辺倒でプライベートがない」というのは、人それぞれかな、という印象です。
ただ、グローバルで働くことを決めたとして、結婚した場合配偶者はどうするのだろう?という疑問はわきました。
お互いに勤務国が違っている場合、どのようにすり合わせるのだろうか。
こういった場合、ある意味仕事一辺倒という風に考えられなくもないと思いました。
自分自身も、やはり脱日本を意識しておかないと、本当に働けなくなってしまうので、ぜひこの辺りの事情は知っておきたいと思っています。

次に、海外に移住した日本人のインタビューが書かれています。
こちらは、外国人へのインタビューほど印象には残りませんでした。
海外に移住した方がいい人生になりました、子どもにグローバルな教育を受けさせたいです、といった体験談です。

実は派遣先会社で日経ビジネスを購読しており、私も読むことはできるのですが、あえて本号は購入しました。
きっと、自分のキャリアとかなり向き合っていた時期でもあったので、自分を鼓舞するために購入したと思います。
そして、改めて読書メモとして再度読んでも、やはり危機感にさらされる思いです。
もうすぐ30歳ですが、今一度基礎力に目を向けて取り組んでいきたいと思います。
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