考えさせられる・・・

今日も粛々とテキストを読み進めていました。
まだ、経済学の歴史が終わりません。
だんだんと飽き始めています。。。
んじゃあ、あと1ページやって終わりにするかぁ、と思ったら、何やら考えさせられることになった。

経済学の父と呼ばれているアダム・スミスは、
・すべての商品の真の価値はそれを生産するのに必要な労働の量である
・物の価格は需要と供給により決まる
という考え方を持っていました。
この考え方は長らく支持されてきたわけですが、この考え方に疑問を呈する者が出てきました。
シスモンド・ド・シスモンディです。
彼は、価格は需給の関係で変動することは否定しないが単純なものではないと考え始めました。
・今の仕事を捨てたくないという理由で、低賃金で長時間働く労働者もいる
・長年力を注いできた事業を簡単にやめられない経営者もいる
・需給バランスは長期的には実現するものの、その過程には多大な困難と苦しみという犠牲が伴う
と考え始め、以下のような問いかけをします。

「もし貧しく不健康な労働階級を生み出すだけの結果にしかならないのなら、生産が増え、価格が下がることにどんな価値があるのだろうか?」

自由競争経済である以上、こんな状態にある業界が現に存在してしまうわけですが。。
世の中至る所で、とにかく安ければいい、という考え方は蔓延していますよね。
もちろん安いことに越したことはないですが、それが生産するのに必要な労働の量よりも低い価格になってしまうのは問題かなと思います。
社会全体に対して何か働きかけようとする思いは、残念な私にはありませんが、個人の範囲では安易に安いものばかりに飛びつくのではなく、よいものにしっかりと対価を支払おうと思いました。

ちなみに、シスモンド・ド・シスモンディは社会主義者ではないそうです。

そして。
先日派遣先で、自身らの計画性のなさから、日にち単位で派遣されている方々を途中で契約解除し帰ってもらうという事態が発生しました。
私自身は直接かかわっていたわけではなく、横で耳を立てていただけなのですが、その時に関係者が話していた言葉に耳を疑いました。
・派遣元はキャンセル料金が入るけど、時給で働いている彼らは給料減ってかわいそうだね
・社会は厳しいってことで
だそうだ。
マジギレしそうになりました。
労働力をなんだと思っているのだろう。
これだからこの業界は・・・と思ってしまうんですよね。すべてがすべてこんなのばかりではありませんが。

シスモンド・ド・シスモンディが登場して、いろいろと考えさせられました。
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